オリジナルの自作小説と、それに関連する2D・3DCGを載せています

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◆ 魔方陣法 ( まほうじんほう )

 体内で魔術を変成して放出する詠唱法と異なり、地面や物体に魔力の変成効果を持つ特殊な方陣を描くことで魔術の行使を行う手法。
 地域保護結界など中~長期的に魔術を発動し続ける必要がある場合などに魔方陣法が選択される。
 魔方陣設計には特別な経験と勘が必要とされ、また吸収された魔力が魔方陣内に溜まり大地が汚染されるという欠点があったことからあまり使用されていなかった。

 しかし、フェルマータメソッドの登場で斜陽と言われていた魔方陣法は息を吹き返すことになる。

◆ ミネルヴァ ( みねるう゛ぁ )

 惑星ビアンカに住む人類の一種
 惑星内に漂う有毒な魔力に対し耐性を持つ方向に進化した。
 魔術を使うことはできないが、体が丈夫で寿命が長い。
 詳しくは「World」→「種族」→「ミネルヴァ」の項目を参照のこと。

◆ 無詠唱法 ( むえいしょうほう )

 無詠唱法とは、詠唱文を使用せず自身のイメージのみで魔術を発生させる事である。
 本来魔術の発生はイメージのみで行うものであったが、人によって魔術に差が発生したり、適切な魔力の量や放出方法などは調整を誤ると自身にダメージを負う危険が高く経験が必要とされることから、コードを生み出し体系的に管理することで術者のイメージを助けるために詠唱法(コード法)が使用されている。
 しかし、例えば毎日同じ魔術を使用している場合などにはコードを読み上げることは煩わしく、本人の勘によりイメージのみで魔術を発生させることが可能となってくる。そういった場合に無詠唱法が選ばれることが多い。
 また、コードを読み上げる時間よりもイメージにより魔術を発生させる時間が短い場合、詠唱することで自身の存在や行動を相手に知らせたくない場合などにも無詠唱法が選ばれることがある。
 無詠唱法が使用されるのは比較的小規模な魔術に限られる。中規模以上の魔術では一度に扱う魔力の量が増大するほか、一回の術式内で供給から放出を何度か繰り返すなど術自体が複雑化する事も多く術者にかかる負担の割に無詠唱法の利点が活かされないため使用されていない。