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フロジオ連邦

大陸の中央に位置する連邦国家。国土の97%を占める広大な砂漠からは遺跡や機械などがきれいな状態で出土することが多く、考古学的に貴重な国家である。

地理

国土の97%が砂漠であり、国民は各地に点在するオアシスに街を形成して生活している。
岩砂漠の地帯は比較的安全であるため交通や物資の移動が絶えないが、砂砂漠地帯は魔物も出没し危険であるためにこれまでに積極的な探索は行われていない。そのため国土の多くが未開となっている。
国土の広さはペルセウス王国、バルジー帝国に次いで3番目であるが、国民の活動圏はどの国家よりも狭いといわれている。

主要都市

国土の大半が砂漠であるため、国境付近の首都が大きく栄えている。
山脈そばの首都ゴメイサは、政治の中心であるとともに、騎士団の拠点、連邦内及びペルセウス王国からの考古学者が集まる場所にもなっている。
ケフェウス大公国との国境の都市アルドラは近年公国内の魔族人口の増加により、砂漠化を食い止める技術の共同開発が行われている。
バルジー帝国との国境の都市ミルザムは商業都市として知られ、一年中賑やかである。

外交

砂漠の中には魔物が生息しており、また騎士団を雇わなければ砂漠の渡航は難しい。騎士団も自国内の魔物の相手で精一杯であるため、永世中立国を宣言している。
諸外国との関係は良好で、特にケフェウス大公国、コロナ王国と共同で砂漠に植物を植える研究を行っている。

経済・産業

大陸を渡るためには騎士団を雇ってこの国を横切るしかなく、騎士団の収入がそのまま国の貴重な収入源になっている。
オアシス周辺は植生が可能なため、オアシス一帯は自国内に向けての大規模な農地となっているが、ここでは季節によってフルーツ狩りなどを楽しむことができる。
出土品は貴重な遺産であるため国内で管理を行っているが、最近主に武器の国外密輸が問題になっており、入国管理局の取り締まりが厳しくなりつつある。

自然

国土の実に97%が砂漠になっており、荒涼とした大地が広がっている。
そのうえ魔物が出現するために未開の地が多く、地図は空白の部分がほとんどである。
しかし、空気が澄んでいるため夜は円環や衛星を観察するのに適しており、観光客のほか学者も多く訪れている。

文化

砂漠の真ん中に浮き島のようにぽつんと点在するオアシスに身を寄せ合って生活するため、州民はみな家族とみなす傾向がある。
名前の傾向にはそれが強く出ており、本人の名前には『名前・街地区の名前・街の名前』という三つの構成をしている。
例を挙げるとベリル・アルテルフ・ゴメイサは「首都ゴメイサのアルテルフ地区出身のベリル」という意味である。
これは、他の地区で活動する場合はフルネーム。出身街ではファーストネームとミドルネーム。出身地域ではファーストネームだけを名乗る事により、自らの所在を明らかにする身分証明のような役割も果たす。 騎士団として旅行者の護衛に当たる場合はこの規則に則られず、ファーストネームと騎士団階級の報告だけでよい。