シアン
基本情報
ここに画像を挿入 | 名前 | シアン・チェレステ Cyan Celeste |
愛称 | シアン | |
年齢 | 11 | |
性別 | 女 | |
種族 | ミネルヴァ | |
血液型 | B型 | |
出身国 | ケフェウス大公国 | |
生年月日 | abs:7939年207日 | |
gre:9月20日 | ||
cod:6月27日 | ||
oph:5月15日 | ||
没年 | abs:7952年58日 |
概要
ケフェウス大公国で暮らしていた少女。
重度の貧血を患っており、控えめで消極的な生活を送ってきた。
10才の誕生日を迎えてすぐの頃湖でキアネアと出会い兄妹同然の仲となるが、その後急に病態が悪化し11才の若さで亡くなってしまう。
生涯
ケフェウス大公国中部、キアネア湖に隣接する小さな村に生まれる。
幼いときから貧血を患っていることから活発に動き回ることができず、退屈な幼少期を過ごしていた。
小学校に上がる頃には自身の体調不良を諦めの口実にするようになるなど消極的な考え方が定着するようになってしまった。
10才の誕生日を迎えて数日が経った頃、学校の帰りに気まぐれで立ち寄った湖で竜の姿であるキアネアと出会い、興味を持ったシアンは湖に通うようになる。人と竜とでは話しづらいからと突然シアンそっくりに扮するようになったキアネアに驚きながらも、見た目がそっくりであるからこそ活発な理想の自分と重ね合わせることで、少しずつ自分にもできそうなことを考え始めるようになる。
大きな転機が訪れたのは、家の前で怪我をして飛べなくなってしまった鳥を一生懸命世話したことである。必死の看病の末鳥の傷が全快したことから自分にもできることがあることを知り、獣医の道に進もうと決意する。また、このとき理想の自分に近づいた証しとして「キアネア」の名前を貰い、代わりにキアネスと名乗ることにしたキアネアとは兄妹同然の仲になる。
しかし病も徐々にシアンの体を蝕み続け、数ヵ月後には寝たきり同然の状態まで衰弱してしまう。
一方キアネスもシアンの病を癒す方法を探していたが、見つけることができないでいた。
そして湖に自生するキアネアのつぼみが花開いた朝、シアンは命を落としてしまう。
性格・趣味嗜好
前述の病気から性格は控えめでおとなしい。
死ぬという事に対して何とも思っておらず、それがキアネアとの最初の会話になった。
少し運動をしただけでも倒れてしまうため、キアネアに出会うまで自分一人で何かをやりとげるということがなく、自身の体調不良を諦めの口実にするなどかなり消極的な性格だったようである。
しかし、キアネアに出会ってからは活発なキアネアに引っ張られるようにして少しずつではあるが前向きに事を考えられるようになった。
病態が悪化したときには自分の境遇を嘆いたものの、自身の病気と戦う決意を固めるなどキアネアの存在が彼女に大きく関わっている。趣味はキアネアと過ごす事と、好物のイチゴを育てること。
好物はイチゴやリンゴなどの赤い野菜や果物。イチゴは自室でも鉢植えで育てており、収穫したいちごを食べるのが楽しみのひとつである。
病気
幼い頃にかかった熱病が原因でそれ以降貧血の症状が現れ始めたことが当時のカルテに残されている。
現在では熱病、つまり肝炎が引き金となって体内で血液を生産する能力が低下したことが原因であることが分かっている。
少しの運動でも動悸や息切れを感じ、免疫力も低く病気がちであったほか、地域特有の硬水質も彼女の体に悪影響を与えていたようである。
長い期間中度の貧血が安定して続いていたが、突如として重傷化し、三日三晩高熱と過呼吸が続いた後消耗で死亡してしまった。
突然症状が悪化した理由は、月経が始まったことによって体内の血液が減少し、それが重傷化する原因になったと考えられている。
名前の由来
名前 色の表現法であるCMYKのC【シアン】より
名字は イタリアで碧空、天空という意味の【チェレステ】より